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本人にどんな声をかけたらよい?引きこもっている家族への接し方と言葉の選び方

公開 2026.11.06内容更新 2026.11.06
ふぁいんちゃん
こんにちは!ふぁいんちゃんです。

家族が部屋にこもっている。
話しかけても返事が少ない。
食事のとき以外、ほとんど顔を合わせない。
外出する様子もなく、毎日家で過ごしている。

そんな様子を見ていると、家族としては心配になりますよね。

「何か声をかけた方がいいのかな?」
「そっとしておいた方がいいのかな?」
「このまま何年も家にいたらどうしよう……」
「外に出るきっかけをつくってあげたい」

でも、実際に声をかけると、無視されたり、怒られたり、会話が続かなかったり。

どう接したらよいのか分からず、悩んでいるご家族も多いのではないでしょうか。

今回は、引きこもっている本人に、どんな言葉をかけたらよいのかを調べてみました!

1.まず知っておきたい。本人は何も考えていないわけではない

ふぁいんちゃん
家族から見ると、本人は何もしていないように見えるかもしれません。

でも、本人の心の中では、さまざまなことを考えている場合があります。

たとえば……

外に出たいけれど、人に会うのが怖い

働かなければと思っているけれど、自信がない

家族に心配をかけていることは分かっている

何か始めたいけれど、何から始めればよいか分からない

過去の失敗を思い出してしまう

自分がどうしたいのかさえ分からなくなっている

また、心身の不調や精神疾患、発達特性、対人関係の困難などが関係している場合もあります。

引きこもっている理由は、一人ひとり違います。

本人自身も、なぜ動けないのかをうまく説明できないことがあります。

だからこそ、最初から「外に出ない理由」を問い詰めるのではなく、本人が今どんな気持ちで過ごしているのかを知ろうとすることが大切です。

2.最初の声かけは、本人を動かすためではなく、安心してもらうために

ふぁいんちゃん
家族としては、少しでも早く元気になってほしいと思いますよね。

そのため、ついこんな言葉をかけてしまうことがあります。

いつまで家にいるの?

そろそろ外に出たら?

何か仕事を探してみたら?

いつまでもこのままではいけないよ

もっと頑張らないと

こうした言葉は、家族としては心配しているからこその言葉です。

ただ、本人がすでに自分を責めている場合、さらに追い詰められたように感じてしまうことがあります。

では、どんな声かけがよいのでしょうか?

たとえば……

「おはよう。今日はどう?」

特別な話題がなくても、自然な挨拶を続けてみます。

「何か食べたいものある?」

本人が答えやすい、日常の小さな質問から始めます。

「何かあったらいつでも言ってね」

今すぐ話すことを求めず、相談できる余地を残します。

「無理に話さなくても大丈夫だよ」

本人の気持ちやタイミングを尊重します。

大切なのは、会話を成立させることや、すぐに返事をもらうことではありません。

本人にとって、家族との接触がプレッシャーになりすぎないことも大切です。

3.こんなとき、どんな言葉をかけたらいい?

ふぁいんちゃん
ここでは、家族が実際に困りやすい場面ごとに、声かけの例を考えてみました。

① 本人が部屋から出てこないとき

避けたい声かけ:

「いつまで部屋にいるの?」
「たまには部屋から出てきなさい」

こんな声かけを試してみる:

「ご飯できたよ。食べられそうだったらどうぞ」

「飲み物を置いておくね」

「何か必要なものがあったら教えてね」

本人が部屋から出てくることを急がず、まずは日常生活の中で自然な接点をつくってみます。

② 話しかけても返事がないとき

避けたい声かけ:

「何か言ったらどうなの?」
「無視しないでよ」

こんな声かけを試してみる:

「今は話したくないかな。また後でね」

「返事はしなくても大丈夫だよ」

「伝えたいことがあったら、いつでも聞くよ」

返事がないことだけで、本人の気持ちを決めつけないようにします。

③ 本人が自分を責めているとき

本人:「自分なんて何をやってもダメだ」

避けたい声かけ:

「そんなことないよ!」
「もっと自信を持ちなさい」

こんな声かけを試してみる:

「そう思うくらい、つらいことがあったんだね」

「何かあったの?」

「今はそう感じているんだね」

「話したくなったら聞かせてね」

すぐに否定したり、無理に前向きにさせたりするのではなく、まず本人の気持ちを受け止めてみます。

④ 本人が将来を不安に感じているとき

本人:「この先どうしたらいいか分からない」

避けたい声かけ:

「今からでも遅くないよ。早く行動しないと」
「将来のことをちゃんと考えなさい」

こんな声かけを試してみる:

「先のことを考えると不安になるよね」

「今、一番気になっていることは何?」

「一緒に考えてみようか?」

「今すぐ答えを出さなくてもいいと思うよ」

将来のことを一度に解決しようとせず、本人が気になっていることから話してみます。

⑤ 本人が外出を嫌がるとき

避けたい声かけ:

「いつまでも家にいたらダメだよ」
「少しぐらい外に出なさい」

こんな声かけを試してみる:

「外に出るのは今はしんどい?」

「家の中で過ごしたい気分なんだね」

「もし気が向いたら、近くを少し散歩してみる?」

「今日は出かけなくても大丈夫だよ」

外出することを強制せず、本人の状態や希望を確認します。

ただし、外出を促すこと自体が悪いわけではありません。本人の負担にならないタイミングや方法を一緒に考えることが大切です。

4.言葉だけでなく、普段の接し方も大切

ふぁいんちゃん
実は、本人との関係づくりでは、何を話すかだけでなく、普段どのように接しているかも大切です。

たとえば……

① 無理に会話を続けようとしない

話したくない様子なら、そこで会話を終えても構いません。

② 本人の行動を細かく監視しない

起床時間や食事、スマートフォンの使用などについて、必要以上に問い詰めると、本人が緊張してしまう場合があります。

③ ほかの人と比較しない

「同年代の人は働いているよ」
「兄弟はちゃんとやっているのに」

こうした比較は、本人の自信をさらに失わせる可能性があります。

④ 普段どおりの生活を大切にする

本人のことばかりを話題にせず、家族自身も食事や趣味、日常の会話を大切にします。

⑤ 本人の小さな意思表示を尊重する

食べたいもの、過ごしたい場所、話したいことなど、本人が自分で選べる機会を大切にします。

家族がいつも緊張して接する必要はありません。

無理に特別扱いするのではなく、本人の存在を大切にしながら、自然な関係を保っていけるといいですね。

5.やってはいけない声かけはある?

ふぁいんちゃん
ここまでの内容を踏まえて、本人の負担になりやすい声かけを整理してみました。
避けたい言葉本人が感じる可能性のあること代わりに試したい言葉
いつまで家にいるの?責められている今、何か困っていることはある?
もっと頑張りなさいすでに頑張っているのに今は何が一番しんどい?
みんな普通に働いているよ自分は普通ではない自分に合った方法を探してみようか
考えすぎだよ気持ちを理解してもらえないそう感じるんだね
いつになったら働くの?将来への焦りが強くなるこれからのこと、話したくなったら聞くよ
そんなことで怒らないで気持ちを否定された何か嫌なことがあったのかな?
ただし、これらの言葉がすべての人に当てはまるわけではありません。


本人との関係や状況によって、受け取り方は変わります。


また、暴言や暴力を受けている場合、家族が何でも我慢する必要はありません。本人の気持ちを理解することと、家族自身の安全を守ることは両立させる必要があります。

6.家族だけで何とかしようとしなくてもいい

ふぁいんちゃん
本人にどう接したらよいか分からないとき、家族だけで解決しようとしなくても大丈夫です。

引きこもりの背景には、精神的な不調や身体の病気、発達特性、人間関係の問題など、さまざまな事情が関係していることがあります。

必要に応じて、専門機関に相談してみましょう。

相談先としては……

・主治医や医療機関

・精神保健福祉センター

・保健センター

・ひきこもり地域支援センター

・相談支援事業所

・地域の福祉サービス

などがあります。

本人が相談を拒んでいる場合でも、まずは家族だけで相談できる窓口があります。

本人を無理に連れて行こうとする前に、家族が接し方や今後の対応について相談することもできます。

なお、食事や水分がほとんど取れない、著しい体重減少がある、強い自傷の訴えがある、急激に状態が悪化しているなどの場合は、声かけだけで解決しようとせず、医療機関などに速やかに相談してください。差し迫った危険がある場合は、緊急の支援を利用してください。

7.本人が安心できる関係から、少しずつ未来を考えていく

ふぁいんちゃん
ここまで調べてみて、ふぁいんちゃんは大切なことに気づきました。

家族としては、本人に早く元気になってほしい。
外に出てほしい。
働けるようになってほしい。

そう願うのは自然なことです。

でも、本人にとっては、まず安心して過ごせることが必要なのかもしれません。

自分の気持ちを分かってもらえること。
否定されずに話せること。
自分のペースを尊重してもらえること。

そうした経験を重ねることで、少しずつ自分の気持ちや希望を表現できるようになる場合があります。

もちろん、家族の声かけだけで状況が変わるとは限りません。

必要な医療や福祉の支援を受けながら、本人に合った方法を一緒に探していくことが大切です。

本人が自分の人生を自分で選んでいけるように、焦らず、できることから考えていきましょう。

8.本人への接し方に悩んでいるご家族へ

ふぁいんちゃん
「本人にどんな言葉をかければいいか分からない」
「何を言っても反発されてしまう」
「このまま家にいて、将来どうなるのか不安」
「本人が安心して過ごせる場所を見つけてあげたい」

そんな悩みを抱えているご家族は、ぜひ一度ご相談ください。

ふぁいんでは、本人が自分自身を理解し、自分に合った生活やこれからの方向を考えていくことを大切にしています。

AIとの対話やスタッフとの関わりを通して、自分の特徴や考え方、得意なこと、苦手なことなどを整理し、自分で考え、選ぶ経験を積んでいきます。

最初から外出や通所を無理に求めるのではなく、本人の状態や希望を確認しながら、どんな支援が合いそうかを考えていきます。

ご家族だけでのご相談も可能です。

本人がまだ利用を希望していない場合でも、まずはご家族が相談することから始められます。

本人にどんな声をかけたらよいのか。
今、家族として何ができるのか。

一緒に考えてみませんか?

本人にとっても、ご家族にとっても、安心できる未来への一歩を探していきましょう。

ふぁいんちゃんも応援しています!

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